
今回はDENONのDP-29Fというレコードプレーヤーを紹介します。
レコード興味あるけど何を買えば良いかわからない、DP-29Fの購入を悩んでいる方は是非ご一読ください。
Contents
DENONとは
DENONは1910年創業の老舗オーディオメーカーで、長い歴史の中で培われた確かな技術と信頼性があります。
プロ仕様の機材から家庭用のオーディオまで幅広く手がけており、日本だけでなく世界中の音楽ファンから支持されているブランドです。
DP-29F

商品の詳細についてです。
回転数
レコードにはそれぞれ回転のスピードが決まっています。
本製品は一般的な33 1/3回転と45回転に対応しているため、多くのレコードを聴くことが出来ます。
ターンテーブルに関してもアルミダイカスト製ターンテーブルを採用しており、安定した回転をしてくれます。
フルオート機能
一番の特徴は再生から停止まで全てを自動で行なってくれるフルオート機能を搭載している点です。
レコードをセットし、スタートボタンを押すと針が自動でおり、音楽が再生されます。
また、音楽が終了すると自動で針が元の場所に戻るので、最初から最後まで自動で完結されます。
初心者ではどこに針を落とすのかも難しいですし、もしレコードを傷つけてしまうと音楽に影響するので、フルオート機能は初心者の方はかなり重要な点かと思います。
フォノイコライザーアンプ(フォノアンプ)内蔵
本製品はフォノイコライザーアンプが内蔵されています。
レコードを再生するには必須になってくるこの装置。
レコードは録音時に特殊な方式(RIAAカーブ)で音を加工して刻まれており、そのままでは音が小さすぎたり、高音と低音のバランスが崩れています。
そこでフォノイコライザーアンプが、音量を大きくするとともに、バランスを自然な感じに修正してくれます。
そのため、レコードプレーヤーにフォノイコライザーアンプが内蔵されていない場合、別途用意が必要になります。
しかし、本製品には内蔵されているため、他に難しい機器を購入する必要がありません。
この点もすぐにレコードを楽しんでみたい初心者には大きなポイントですね。
デザイン
デザインはスタイリッシュでかなりシンプルな印象です。
シンプルなデザインのため、どんなインテリアにも馴染みやすく、アナログならではの大きくてメカメカしい感じはありません。
カラーはブラックとシルバー。
サイズは360×97×357mm。重量は約2.8kg。
かなりコンパクトなのかな??
そんなに大きすぎなく、テーブルの上においてもコンパクトに収まりやすいと思います。
しかし、コンパクトと思いすぎていると意外と大きく感じてしまうと思うので、そこまでそこは思いすぎないように笑
実際に使用してみた感想
操作が本当に簡単

操作が本当に簡単です。
操作としては、
- ①レコードをセットする
- ②STARTボタンを押す(少し長めに)
- ③勝手に再生されて、終わったら勝手に元の位置に針がもどる
する事としてはレコードをセットして、ボタンを押すだけ。
途中で止めたいときはstopボタンを押すだけですし、特に他に触るところはありません。
筆者も全然詳しくないので、これだけ手軽にレコードを楽しめるのは安心感があります。
音も良い!
12,000円ほどで購入しましたが、初めてのレコードプレーヤーでまずはコスパ良く始めたいと思っていたので、正直音は期待していませんでした。
しかし、さすがDENON。
しっかりとレコードっぽい暖かいアナログの音を楽しめます。
これによってよりレコードを好きになってしまいました。
価格的にもレコード初心者のかたにはかなりお勧めしたいです。
これだけではレコード聞けません。
先ほどフォノイコライザーアンプが内蔵されているから他に難しい機器は必要ないと言いました。
しかし、このレコードプレーヤーはこれだけでは聞けません。
追加でスピーカーが必要になります。
筆者は本製品だけあれば聞けると思い、ウキウキで帰宅し、再生してみると何かかすかに音が聞こえるくらい、、、
たしかにボリュームのつまみはなかったですが、まさかそんなことが。
あんまり調べなかったのが悪いですが、購入される際は注意してください。全てのレコードプレーヤーにスピーカーが内蔵されているわけではありませんので。
筆者はRCAのプラグとオーディオテクニカのスピーカーを追加で購入して聞くことが出来ました。
スピーカーも3000円くらいの安いやつを購入すれば、予算も膨れすぎずにすむので、そこはお財布と相談されてください。
逆にスピーカーを自由に変更できるので、レコードを楽しんできて、もっとこだわりたくなったら少し良いスピーカーに変更するなんてのも楽しいかもですね!
総評
いかがだったでしょうか。
DENONのDP29Fは、レコードを気楽に楽しみたい方に最適な1台だと思います。
低価格すぎず、安心のブランドでもあるので、長く使っていきたい方はこのくらいまで最初に金額をかけるのも良いのではないでしょうか。
このレコードで一緒にレコード人生の第一歩を踏み出してみましょう。
