
今回はユナイテッドビーズのボートペンケース(デニム)を紹介したいと思います。
今はなきユナイテッドビーズですが、今も現役で筆者が使用しているこのペンケース。魅力が詰まったペンケースを徹底解説。
この記事は
- UNITED BEESってなに?
- このペンケースの魅力は?
- ラダイトのペンケースに興味がある
のような方に是非読んでほしいです。
UNITED BEESとは?
UNITED BEESは、帆布の商品が有名なブランドでした。

岡山県倉敷の帆布を使用しており、丈夫な生地と個性的なストライプなどのデザインが特徴です。
カラーの種類はかなり多くあり、商品カテゴリーもペンケースだけでなくバックやブックカバーなど多岐にわたります。
生地がしっかりしているため、型崩れしませんし、また長期的に使用することも出来ます。
筆者が考えるユナイテッドビーズの最大の魅力は、デザイン性と丈夫な生地と考えています。時代を超えても飽きにくい、しかし、どこかおしゃれな感じがする。シンプルなデザインなのにどこかイケている。
年齢を問わないあのデザインが大好きでした。
このように言っているのはUNITED BEESは、2018年に破産申請でなくなってしましました。あのときは文房具好き界隈ではかなりの衝撃でした。
文具好きのブログやYouTubeでUNITED BEESのペンケースを紹介している方を多く見てきた自分としても、ユーザーとしてもかなりの衝撃でした。これだけ使用されているブランドがなくなるなんて、、、
しかし、これで終わりませんでした!!!
復活!みんなの希望!Luddite(ラダイト)
UNITED BEESがなくなった後、Luddite(ラダイト)というブランドが新たに立ち上がりました。このブランドは元ユナイテッドビーズの社員たちが立ち上げたデザインステーショナリー・雑貨メーカーです。
ブランド名は、産業革命時代、19世紀初頭のイギリスで起こった「ラダイト運動」からきています。ラダイト運動とは、産業革命による機械課に反対する労働者による機械破壊運動のことです。その時代、機械化による手工業職人は失業を余儀なくされました。このような背景からも人手による丁寧な物づくりを大切にしたいという物づくりへの情熱を感じられますね!!
ラダイトは広島県福山市新涯町に本社を構えています。福山市と聞いてもピンとこなかったので少し調べてみました。するとなんとデニムの生産量が日本一ではありませんか!
福山市は江戸時代に福山藩の初代藩主、水野勝成の勧めで綿の栽培が盛んになった事で現在のデニムの生産量になったそうです。現在ではデニム生地の生産量が国内シェアの約80%を占めていますが、素材の製造や裁縫等の中間工程が多いため、あまり知られていないようです。
筆者もデニムを少しかじっていますが、デニムと言ったら岡山!というイメージで福山市は知りませんでした。。。。
そのような生地に強い場所に本社を構えるラダイト。今UNITED BEESを体験したいという方は是非Ludditeのペンケースもご覧ください。
定番のボートペンケースだけでなく、ペンホルダー付きのペンケースもあり、文房具好きにはたまらない物もあります。
UNITED BEES ボートペンケース
話は戻りましてUNITED BEESのボートペンケースです。

このペンケースの一番の魅力はなんと言ってもデザイン性と生地感とサイズ感。3つもありましたね笑
まずはデザイン。
手持ちは元々leatherの持ち手がついています。デニムとレザーのコントラストが最高です。
また、このコロンとした丸みを帯びたデザイン。机の上に置いておくと見とれてしまうほどきれいな丸み。生地がしっかりしているのもこのデザインに影響しているのでしょう。
次に生地感。
分厚すぎず、かといってへなへな感はない。そんなちょうどいい厚さです。
筆者のペンケースはかなり使い込んできたので経年変化も出てきてまさに自分だけのペンケースになってきました。帆布の生地でもかなり経年変化は出るようなので、生地の種類は好きな物を選んでいただければ良いと思います。
最後にサイズ感。
ペンが大体7本くらい。最大でもこのくらいにするのがこのペンケースのデザインを崩さずに使える容量だと思います。
筆者は、シャーペン1本、万年筆1本、マーカー2本、多色ボールペン1本、単色ボールペン1本、消しゴムを入れて使用しています。
まさに必要最低限にまとめて使用できるちょうど良い大きさ。3本とかしか入らないとそれはそれで不安。だけど入りすぎるとペンケースが大きくなっちゃう。
逆に多くのペンやシャーペンを常に持っておきたい!!という人にはお勧めできないです。
この生地を読んでUNITED BEES、Ludditeに興味を持つ人が増えるとうれしいです。