今回は、オーディオテクニカ ATH-CKS30TW+を紹介したいと思います。
筆者が実際に半年ほど使用して感じたいい点・悪い点で分けて紹介したいと思います。特段ガジェットに詳しくないからこそのリアルな使用感をお伝えします。
Contents
オーディオテクニカ ATH-CKS30TW+
まずは詳細についてです。
イヤホン | 完全ワイヤレス・ダイナミック型 |
使用可能時間 | ・ノイズキャンセリングON 最大6.5時間 (ケース併用時17.5時間) ・ノイズキャンセリングOFF 最大7.5時間 (ケース併用時20時間) |
ノイズキャンセリング | あり |
防滴仕様 | IP55(イヤホン本体のみ) |
質量 | イヤホン:約4.5g(L側)、約4.5g(R側) 充電ケース:約28g ※スケルトンカラーのみ↓ イヤホン:約4.6g(L側)、約4.6g(R側) 充電ケース:約30g |
完全ワイヤレス式のaddio-technicaから出ているこのイヤホン。
価格は公式サイトで11,000円です。Amazonで見ると1万円を切っているときもあるので、かなりコスパの良い部類のイヤホンになるかと思います。
また、ノイズキャンセリング機能付き。
通勤や勉強中での使用を考えている方にはもはや必須になってくる機能がしっかりとついています。
カラーは、TBK(スケルトン)、GR(エバーグリーン)、BG(ライトベージュ)、BK(マットブラック)の4種類。スケルトンのみ重量が少し違うため、気になる方は店頭で触ってみることをお勧めします。しかし、公式サイトで重量が違うと見たからわかる程度ではあるので、そこまで気にする必要はないかと思います。
イヤホンの仕様について
無線か有線か
ATH-CKS30TW+は「完全ワイヤレス」イヤホンに分類されます。
イヤホンは大きく分けて無線か有線かに分けられます。
無線は、主にBluetoothを利用してデバイスと接続することで使用されます。無線の中でも線があるものとないものがあり、今回のイヤホンは完全に線がないタイプになっています。
無線のタイプで線があるものは落ちにくくなるため運動中に使うのに特に向いており、完全ワイヤレスは首周りにも線がないため、鬱陶しさもなく快適に使用することができます。
有線は、その名の通り線ありのイヤホンになります。
よく言われる利点としては、音質の良さがあります。同じ金額では優先のほうが音質はどうしても良くなりがちです。
また、線があることでつけていることがわかるため、物をなくしやすい方は有線もありだと思います。無線タイプの予備としてカバンに潜ませててもいいかもしれないですね!
型式
ドライバーユニットの型式には大きく分けて2つあります。
まずはダイナミック式。
一般的にはヘッドホンでの駆動方式らしく、音楽信号を振動版に伝えることで音を作ります。パワフルな低音再生が特徴で、音圧もしっかりあります。
今回紹介するイヤホンもダイナミック式が採用されており、低音はかなり聞きごたえがあります。
次にバランスドアーマチュア型。
主にカナル型(耳栓型)に使用される方式です。クリアで明瞭な音で再生され、小型化が容易なため、医療用途やモニターヘッドホンなど使用は多岐にわたります。
防水仕様
このイヤホンの防滴仕様はIP55です。
このIPやIPXは、日本産業規格(JIS規格)で規定された防水や防塵の性能の程度を表すものです。
IPXでは、防水性を表しており、IPX0~7までの8段階で表されます。IPX0が何も保護がなく、IPX7では水に浸しても問題がないとされています。
IPX4くらいからお風呂でも落とさなければ使用できるといわれています。
IPは防塵の性能を表しています。IPは0~6の7段階で表されます。
水だけでなく、砂やほこりの侵入も防ぐということですね!
アウトドアでパワフルに使用することを検討している方はIPの企画で検討したほうがいいかもしれません。
このイヤホンのIP5レベルになるとアウトドアでの利用でも砂やほこりの侵入をしっかりと防いでくれます。
このイヤホンはIP55で5が2つ並んでますよね?
これは防水と防塵の両規格を兼ね備えているということです!
IP55は、IP5とIPX5の両規格を満たすということで、キャンプや突然の豪雨でも安心して使用できるという証です。
実際に使用してみて
ここからは実際に使用した感想を交えて紹介していきます。
まずは筆者のイヤホンを選んだ時のポイントからお伝えしていきます。
選んだポイントとしては以下のようになっています。
- 価格1万5000円以下
- ポケットに入れても気にならない大きさ
- ノイズキャンセリング機能
この3つになっています。
これを踏まえてよかった点・悪かった点に分けて紹介していきます。
良かった点
価格
まずは何といっても価格です。
公式サイトで11,000円。
かなりお手頃。
コスパがいいといわれているAnkerのワイヤレスイヤホンでも安くて5,000円くらいするところをオーディオテクニカのイヤホンでこの価格で購入することができるだけでもかなりのコストパフォーマンスだと考えます。
筆者は購入時、突然イヤホンが壊れて急いで購入しないといけない!という状態で、なおかつそんなに懐事情が良くない時でした。
でもちゃんとしたイヤホンが買いたい!という気持ちは諦められず、探したところこのイヤホンに出会いました。
一万円付近で探している人にはかなりおすすめだと思います。
大きさ
次にイヤホンケースの大きさです。
筆者のガバガバ測定ですと、縦2.0横5.5高さ3.8(cm)でした。
手で握りつぶせてしまうくらいの大きさです。
ほかのイヤホンと比べてもかなり小さいサイズ感なのがこの商品の魅力と思っています。
比較としてAirPods(第4世代)は縦2.1横5.0高さ4.6(cm)だそうです。
ぱっと見そんなに違わなそうですが、持ってみると意外と違いが分かるかと思います。
イヤホンって電車に乗る前につけたり、歩き始めるときにつけて目的地に到着したり、室内に入ったら外す。というようにつけたり外したりをかなりするものだと思っています。(筆者は)
そのようにつけ外しが多いのにカバンに入れて、「どこいったー!」となるのはかなり不便。かといって大きいケースをパンツのポケットに入れるとダサい。
このような理由から小さいサイズが良かったのですが、大正解!
このイヤホンはポケットに入れても全然気になりませんでした。スキニータイプのパンツをはくとさすがに気になると思いますが、それ以外だと全然気にならないかと思います。
ノイズキャンセリング機能
何といってもノイズキャンセリング機能。
筆者は通勤・通学で常にイヤホンを使用してきたので、ノイズキャンセリング機能は必須条件でした。
電車の中で使用してもかなり周りの声などは軽減でき、音楽や動画を楽しむことができています。
オーディオテクニカのしっかりとした重低音も楽しむことができ、コスト面を考えるとかなり満足はしています。
というのもすこし良くない点もあるので、そこはまたあとで。
見た目
これは購入するときに思って、使用時も思っているのですが、見た目がかわいいです。
というのもスケルトンがかなりかわいく、筆者もスケルトンのカラーを購入しました。
中の構造が少し見える感じになっており、色自体もブラックのようなダークグリーンのような色をしており、どこかレトロな感じも感じられます。
最新機器なのに、レトロ。
おしゃれにガジェットを使用できるのもこのイヤホンの魅力かもしれません。
悪かった点
次に気になった点についてあげていきます。
少し取れやすいかも?
少し取れそうかも~と思うことが時々あります。
実際運動しているときにつけていたら落ちてしまったことがありました。
でも運動する方は有線のワイヤレスイヤホンを使用したりすると思うので、正直ここはしょうがないかと思っています。歩いているときは取れたことないので、そこは安心しています。
歩いているときも初めは気になっていましたが、自分がカナル式のイヤホンを久しぶりに使用したからなのもあるかもしれません。
実際には歩いていて取れたこともないので、半年たった今では全然気にせずに使用できて快適ですが、ずっとヘッドホンやしっかり耳に固定するタイプのイヤホンを使用していた方は慣れるまで時間がかかるかもしれません。
ノイズキャンセリング機能
さっきは良いって言ってたじゃん!と思うかもしれませんが、時々気になるときもあるのです。
それは運動しているときです。
ランニングや自転車でサイクリングしているときにかなり風の音が聞こえて音楽が聞こえなくなってしまいました。
イヤホンの構造上しょうがないのかもしれませんが、使用用途で以上のようなことを考えている方はヘッドホンやもっとノイズキャンセリング機能が強力なものを選ばれた方がいいかもしれません。
総評
ここまでいい点・悪い点で分けて紹介してきました。
総評としては、
このコスパなら全然買い!通勤通学や一人時間にはかなり最適
だと感じています。
ノイズキャンセリング機能もしっかりしていますし、サイズ感もコンパクトで取り回しがしやすい。
何といっても1万円前後で購入が可能。
激しい運動での使用を考えている方以外は全然購入を検討されていい商品だと思います。